こんにちは、行政書士の田中です!
突然ですが、世の中の仕組みのほとんどが、このパレートの法則という仕組みで形成されている事をご存知でしょうか。
おいおい、言い過ぎだよと思うかもしれませんが、実はそんな事はなさそうなんです。
皆さんも一度は聞いた事があるかと思います。
通称、2:8(20:80)の法則とも言われているこのパレートの法則について解説をし、マーケティングのヒントや実際に行動に落とし込むための具体的方法についても補足をします。
ビジネスシーンや日常生活の参考にしていただけると幸いです!
1.パレートの法則の事例
この2:8の法則は、以外と身近に存在しています。
例えば、会社の売り上げの8割は2割のロイヤルカスタマーで成り立っているとか、レストランの注文の8割は2割のリピート商品だとか、他にもとあるマッチングサイトの調査で全体の2割の男性しかマッチしていないだとか、世の中の色々な事柄は、この比率に結構当てはめる事ができるのです。
つまり、この2割にもっとも注力すれば、全体のおおよその出来事は網羅できるという事です。
2.エッセンシャル思考
では、どうやってこの2割に注力していくのか、まずはエッセンシャルな思考を習得します!
エッセンシャル思考とは、今の自分にとって一番大事なことを見極め、自分の時間とエネルギーを最も効果的に配分し、最高のパフォーマンスを発揮するための技術です。
そして、本当に重要なものごとを見極めるために必要なのは、じっくりと考える余裕、情報収集の時間、遊び心、十分な睡眠、そして、何を選ぶかという厳密な選択の基準の5つが必要になります。
つまり、エッセンシャル思考とは最小の時間で最大の効果を発揮する思考方法という事です。
私が一番おすすめをする思考基準としては自分の意思決定の中で、絶対イエス以外は全てノーという意思決定です。
皆さんも一度は経験があるのではないでしょうか。
あまり行きたくない飲み会に行ったり、興味がないイベントに誘われたから渋々参加をする、他にもビジネスの現場においてはこれ本当に必要?という事に結構時間を割いているものです。
とある海外の研究では、一日の大半の業務は仕事のための仕事の時間が最も多かったという研究があるほどです。
つまり、無駄が多いのです。
そこで、このエッセンシャルな思考を取り入れることにより、ビジネスでの生産性、日常生活での豊かさを手に入れることができます。
2.目的は2つに絞る
よくありがちなのは、あれもこれも手を出し、全部中途半端になってしまった。
あるいは、極端に時間が掛かりすぎるなど、理想の未来を想像し、実際に行動することは素晴らしいです。
しかし、脳や体には限界があります。
そこで、今の自分が達成したい2つの事だけに絞ることをオススメします。
例えば、何かスポーツと語学を習得したいとしましょう。
そこで、格闘技も上手になりたいし、ゴルフやテニスもと次々に手を出し、語学については、英語、フランス語、中国語などをやり始めたら、これではよくわからないですよね。
なので、目的はゴルフと英語など2つに絞って集中することで、8割の結果は得られるという事です。
3.朝の2時間
人生が充実していると感じるのは、1日1日が充実しているということ。
1日を充実させるということは、24時間を充実させること。
つまり、時間です。
そして、1日の始まり、朝の2時間を充実させることが出来れば、人生の8割は充実するということです。
ちょっと言い過ぎかもしれません。
しかし、この朝の2時間は人生を変える時間と言っても決して過言ではありません。
私は、この朝の2時間をプランニングタイムと呼んでいます。
このプランニングタイムでは、自分が最も注力していることに時間を使います。
ビジネスでも、語学でも、旅行の計画でも、とにかく自分が達成したい事に時間を割くことができれば
目的は必ず達成します。
そして、1日が充実し、人生が充実していくのです。
まとめ
本日は、パレードの法則というタイトルで投稿させていただきました。
人生において、時間や、労力は限られていますよね。
何か、目標を達成したい時、生産性を高めて効率よく結果を出す方法として参考にしていただけると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。